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坂東玉三郎さん



今日のブログのタイトルは「坂東玉三郎さん」だけど、昨夜、偶然テレビをつけたら
中村勘三郎・七之助兄弟のドキュメンタリーをやっていて、とっても興味深く見入ってしまったのだけど、
その中で坂東玉三郎さんが七之助さんと香川照彦さんに演技のアドバイスをしている場面があったのです。
二人共、アドバイスされる前の演技も分かりやすくて素晴らしいと思ったのですが、
玉三郎さんの表現方法は大げさに”今、これを表現しています”ということでなく、もっと内面の奥底を
奥ゆかしく表すということを教えていて、
ちょっとした事で同じ演技がああも変化してしまうんだ!とピアノでも同じ事を追求できるのではないかと
考えさせられてしまいました。

と、同時に思い出したのが以前DVDで見たことのある
チェリストのヨーヨーマと玉三郎さんとのバッハのチェロ無伴奏組曲でのコラボの映像。
チェロに合わせて舞うのだけれどもこの世の人間が躍っていると思えないほどの儚さ、透明感、躍動感、
など不思議な幽玄の世界を表現されていて、初めて玉三郎さんを見た私は圧倒されてしまい、
しばらくはあの映像が心から離れなかったのです。

最近、日本人としての西洋音楽の表現の仕方もあるのではないかと考えるようになったのだけど
なんせ日本文化についてはあまりにも無知すぎる私なのと、私の中には恐らく典型的な
日本人的な感情というよりは西洋とのミックスで成り立っているように思うので、そう言う事にもっと
意識を向けてみようかとも考えたり。

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Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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