「怖い絵」展とアークティック・フィルのコンサート


さて、自分のコンサートの後はまだまだ日は長い!ということで
思い立って、上野で開催されている「怖い絵」展とその後は同じく上野にある
東京文化会館でのアークティック・フィルによるコンサートを聴きに行く、という欲張りで贅沢な一日を過ごしました!

               怖い絵展

一番のお目当ては写真左下の「レディー・ジェーン・グレイの処刑」。
夫や舅など周りの野望に巻き込まれてたった9日間しか女王でいなかった若いジェーンの処刑シーンを描いたものですが、
画家の悲しみ、憐みが他に描かれている登場人物の表情によって表現されていて、
この絵の前に立ったら、あたかもオペラのワンシーンを観ているかのような錯覚をおこしそうなほど
ドラマティックで、しばしその場に佇んでしまいました。

疲れている時はいつも読書や絵画鑑賞に癒されますが、テーマ性のある展覧会に足を運ぶのは大好きです。
今回も思い切って行けて良かった!

連日、とても混んでいるようですが、それでも行く価値は十分にある迫力ある美術展となっていますので
芸術の秋、足を運ばれては如何でしょう?

素晴らしい絵画展の後は、そこからすぐ裏を回ったところにある東京文化会館での
アークティック・フィルのコンサートへ行きました。

近くで効率よく時間が使えて良かった!

ロビーでは通常の演奏家のCD販売に加えて、
北欧グッズや北欧画家の作品も数枚観賞できました。

思いがけずに、ムンクの自画像と出会いました!
              ムンク自画像

意外にも”普通”のお顔、表情、描き方で、有名な「叫び」をイメージしている私からすると
ちょっと拍子抜けしてしまいました。^^;)
流石に自分の顔はまともに描きたかったのかな?

デルスタン・ノルマンという初めて聞く名前の画家の北欧の風景画。

                         北欧の風景

ドイツの風景にもよく似ていますね☆
ヨーロッパの寒々とした冬の日の空気、孤独感を感じさせるほどの静寂を思い出してしまいました。

が、演奏会自体はまるでポップコンサートでも始まるのだろうかという、指揮者は小走りで
手を振りながらも登場ぶりで、演奏自体もとても元気の良いものでした。
無知な私は「北欧=暗く、透明に澄んでいて、深い音楽」だという先入観がありましたが、
見事打ち破られました。

来年は素晴らしいゲストを「ミューズの玉手箱」にお迎えし、北欧についてお話頂きますが、
北欧について、教えて頂けるのが楽しみです。
きっとこれからもどんどん私の”先入観”をポキポキト折られてしまうのでしょう!











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Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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