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ショパンコンクールのライブ発信を聴いて


ここ数週間、自分の練習している曲以外の時はショパンで頭も心も一杯だったのに
コンクールの動画発信も、自分の練習があまりにも抱えている曲数が多すぎて間に合わないので
そちらで必死で、うんと気になりながらも見れていませんでした。

今日は最終日だということで、練習が終わってからライブ発信を少し見れました。
ついでに、今までのステージもちょこちょことどのような演奏者たちがいたのだろうかと
少しずつ、色々な人の演奏を聴いてみました。
同じ曲を比べて聴くと、本当に面白いし、まだまだこういう演奏の仕方もあったのか!と
目から鱗的発見もありました。
あ~~やっぱりポーランドではショパンコンクールを聴くべきだったかも・・・。

それにしても何ていうレベルの高さでしょう!

外国勢は皆見かけも30以上にしか見えない人もいましたが(実際はうんと若くて20代前半!)、
演奏もものすごい成熟度が高くて、思わず唸ってしまいます。
ヨーロッパの人達は若い頃から哲学的な勉強もしっかりさせられるし、
自分の考えというものをしっかりと持っているのが演奏にも確固たる自分のスタイル、と言う形で
表現できるのかもしれませんね。

とにかくものすごく刺激を受けています。

コンチェルトはソン・ジン・チョさん、オスロンスさんの演奏がとても好きでした。
ーーといってもまだ4人の演奏を聴いただけなので、あるいは他にも好きな演奏が
きっとあるとは思うのですが。
彼らの音色や演奏には初めから心も耳も吸い寄せられる力を持っていますね。

以前岩崎先生が「韓国人ピアニストのレベルはものすごく高い物があったわよ!」と高松国際コンクールの
審査員長を務められた後、感想を述べていらっしゃいましたが、
チョさんの演奏を聴いても昔のアジア人の演奏とはちょっと違う気がしました。

もうすぐ長かったショパンコンクールも終わってしまいますが、
ライブ発信で最後の力を出し切って演奏しているコンテスタント達を見ていたら
胸が熱くなってまたまたうるうるきてしまいました。
彼らの未来が輝かしい物でありますように!!

ポーランドにちょっとばかし行っただけなのに、ポーランド人のショパンへ対する熱い熱い想いと同時に
ショパンがポーランドへ対する想いも以前よりも痛切に感じられるようになった気がします。
そして彼の音楽を演奏する上ではこの想いというのはとても大切なポイントじゃないかという事にも
今更ながらに気づかされた思いです。
コンクールの様子を聴きながら、私の中で、様々な考えや感情が交錯しています。

素晴らしい演奏に触れたので、これから眠れるかしら。
朝、起きた頃には結果が出ていますね。








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Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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