The youthful Chopin
昨日の晩は、東京ニューシティー管弦楽団の演奏会に行ってきました。
フィンランディア、ブルックナー5番とどれも素晴らしかったですが、
やはりお目当てはショパンのコンチェルト第1番。
コパチェフスキーという若いロシア人ピアニストを初めて聞きましたが、
かなり独特な解釈で、ダイナミックスも譜面とはかなり違うところも多々ありました。
私達が学生時代はNeue Sachlichkeitと言い、楽譜にうんと忠実な演奏をするのが
一番大事とされていましたが、
最近の若い演奏家を聴いた感想は、今はむしろ各々の個性を前面に出すことを
良しとしている、というか求められているかのように思います。
素晴らしい演奏は当然ありますが、どうしても恣意的演奏になっていたり
作曲家の意図しているところから全く外れてしまっている演奏にも出会う事もあるのも事実。
その折り合いの付け方が難しいのだけど、
昨日のショパンのコンチェルトは彼が19歳の時に作曲された、瑞々しい感性溢れる作品。
コパチェフスキーのあまりにも美しく繊細な解釈から若き日のショパンの胸の鼓動が
聞こえてくるかのようで、ショパンの心をとても近く感じた夜でした。
そして楽譜はショパンコンクールでも推奨されている最近人気のあるナショナル・エディションを
使用したました。
そのためか、オケも今迄だとソリスト対伴奏的なものだったのが
初めてオケの伴奏部分も「こんな動きがあったのね!」とまるで室内楽を聞いているかようでした。
思いがけない素晴らしい解釈と出会うと嬉しさでドキドキしてしまいます。
フィンランディア、ブルックナー5番とどれも素晴らしかったですが、
やはりお目当てはショパンのコンチェルト第1番。
コパチェフスキーという若いロシア人ピアニストを初めて聞きましたが、
かなり独特な解釈で、ダイナミックスも譜面とはかなり違うところも多々ありました。
私達が学生時代はNeue Sachlichkeitと言い、楽譜にうんと忠実な演奏をするのが
一番大事とされていましたが、
最近の若い演奏家を聴いた感想は、今はむしろ各々の個性を前面に出すことを
良しとしている、というか求められているかのように思います。
素晴らしい演奏は当然ありますが、どうしても恣意的演奏になっていたり
作曲家の意図しているところから全く外れてしまっている演奏にも出会う事もあるのも事実。
その折り合いの付け方が難しいのだけど、
昨日のショパンのコンチェルトは彼が19歳の時に作曲された、瑞々しい感性溢れる作品。
コパチェフスキーのあまりにも美しく繊細な解釈から若き日のショパンの胸の鼓動が
聞こえてくるかのようで、ショパンの心をとても近く感じた夜でした。
そして楽譜はショパンコンクールでも推奨されている最近人気のあるナショナル・エディションを
使用したました。
そのためか、オケも今迄だとソリスト対伴奏的なものだったのが
初めてオケの伴奏部分も「こんな動きがあったのね!」とまるで室内楽を聞いているかようでした。
思いがけない素晴らしい解釈と出会うと嬉しさでドキドキしてしまいます。
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