無性になぜか・・・

このところ、聴きたい音楽が全て現代曲だというのは一体どうしたことかしら!?

元来、あまり好きなジャンルのものではないし、最近何か特別何かのきっかけがあって、という訳でもない。
(どちらかというヨーヨーマと猿之助さんとの素晴らしい共演映像を見てからバッハにより興味が
あるのですが)

でも何気なくかけてみた「20世紀ピアノ音楽のミニアチュア」というCDが気にいり、
丁度今のようにパソコンに向かっている時間はそれを何度もリピートして流して聴いているのです。
今はリゲティのエチュードとかムジカ・リチェルカータが入ったCDを聴いているのですが、
これまた聴いていて心臓がバクバクするくらい興奮ものです!(笑)
演奏はピエール=ローラン・アマール、といったら分かる方はお分かりだと思いますが、
見事なテクニックを駆使した名演ぶりで胸がす~~っとするのです。
現代曲はこうでなくちゃねって感じです!!

あれもこれも弾きたくて、生徒達が来る合間の隙間時間の活用法がすっかり上手になりましたよ(笑)

あのフクロウさんがピアノの上に鎮座真するようになってから、
本当に練習がはかどるようになり、不思議なんです。
どんどん、新しい世界に連れて行ってもらいましょ、って思っています^^)
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ランチタイムコンサート、終了しました♪

毎日があっという間に過ぎてゆくぅ~~!!

先週の木曜日に南麻布のセントレホールでのランチタイムコンサートに出演させて頂きました。
1927年生まれの御年88歳のスタインウェイ・ピアノでまた演奏できるのが
嬉しく、今回はそのピアノの音色の特性を意識したプログラムを組んでみました。
                 lunchtime concert posing with the piano


ということで、まずはバッハのトッカータe-mollでのスタート。
バッハを舞台に出したのは久し振りだったけど、それ以前に最近バッハのトッカータの
演奏を全然聞いていないことに気付きました。
私が学生だった頃はその頃の流行りだったのでしょうか、
どのクラスでも皆よくトッカータを演奏していたので、とてもポピュラー感があったのにね。
その時代、その時代によって、人気のある曲や作曲家というものが
ありますね。

子供の頃からバッハを弾くとやたらと気持ちが落ち着く、という
変わった子でしたが、大人になった今でもどうやらそれに変わりはないことが判明。
心の安定剤ですね!

続く、シューベルト=リストの「セレナード」もあのピアノだから是非弾いてみたくての選曲。
今回、一番聴衆の皆様からの反応を頂いたのもこの曲。
友人のドイツ人からはわざわざ「今後はもっとバッハとシューベルトを演奏したほうがいいよ」と
メッセージをもらい、シューベルトとは、とても意外だったわ。
正直、ちょっと苦手感があるのだけど、この年齢になったからようやく近づけるかもね・・・と
すっかりその気になったりしています。(笑)

そして最後の2曲はショパンの大好きなワルツ、作品42とアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズでした。
ショパン、といえば、かなり脱線しますが、
今日8歳の生徒の2時間レッスンでしたが、途中、いきなりショパンのエチュードや子犬のワルツを
弾きだしたので、2時間目のレッスンは急遽、一緒に”A Song to Remember"というふる~~い
ショパンの伝記物語のDVDを見ることにしました。
白黒映画だし、古めかしいから8歳の子にはどうかしら、とも思いましたが、
身を乗り出して食い入るように見つめること!
映画の間中、彼の音楽が流れているので、曲名を教えたり、
リストが登場してきたら、リストの曲を弾いてみたり、ショパンの大きなカラー解説本を
広げて、彼の住んでいたポーランド、彼の年代別による顔のポートレイト。。。など
見せながら
イメージを膨らませてもらおうという狙いよ。
イメージを広げながら演奏する、あるいは演奏を聴く、という行為とはとても
大切だと思うので、サロンコンサートなどではよく簡単な曲や作曲家にまつわるエピソード紹介等も
しています♪

               Lunchtime concert talking

今回は平日のお昼間だというのに大勢のお客様にいらして頂けて本当に嬉しかったです!
多くの方がたの応援を頂いて、ピアノを聞いて頂けるって何て有難い事かしら、といつも感謝しています。

昨日はとても素敵な曲を発見したので銀座のヤマハにて楽譜を購入してきました♪
次のコンサートへ向けてまた頑張ります☆

*写真提供:壁谷玲子さま

Errol le Cain 展

先日、そごう美術館で行われているErrol Le Cain展に行って参りました。
一緒に行ってくれたのは我が美術の師であり、親友のBrendan.

              Errol Le Cain展

このチラシに惹かれて早く行きたくてずっとウズウズしてました!

15歳ですでにアニメーターとして映像フィルムの制作に携わるべく、単身ロンドンに渡ったカイン。
多作なだけでなく、スタイルも、一体この人の想像力の引き出しにはいくつの
パレットがあるのだろうかと思うほど、全く異なるものが沢山あり、
本当に驚いてしまいました。

アジア人と白人のハーフというだけでなく、幼少のころから
インド、シンガポールなどで暮らし、のちにイギリスに渡ったから彼には、そういった事実だけからも
多様な文化を早くから吸収し、消化していったことが伺えます。

どの作品も東欧の作家を思い起こさせるような美しい色使いがとても印象的でした。
中でも暗めのトーンで描かれた作品の中でいくつもの色のグラデーションで
作品に深みと奥行きを醸し出しているものに特に心惹かれるものがありました。

ーーということで、昨日はブラームスのヴァイオリンソナタのリハーサルだったのですが、
早速、暗めのトーンの中のグラデーションをいかに音色で表現するかを
あれこれ実験してみました。
演奏しながら、数日前に見た彼の作品が目の前に蘇ってきて
まるで応援してくれていたかのようでした!
絵からインスピレーションを受けることは多々ありますが、
このように実際に演奏している途中に作品が楽譜の上のオーバーラップしたのは
初めての事でちょっと興奮!!

ちなみに、ソロでショパンの曲も練習しているのですが、
こちらもちょっとしたヒントからアプローチを変えて弾こうと試行錯誤中です。

音楽を構築しては壊し、また作り上げる。
昔からこういう作業が苦しくもありながら、楽しく、中々、到達できないけれども
もがくことで見えるものがある。

表現方法は多く持てばもつほど音楽もより深く、活き活きと輝いてくるので
どうしてもこのインスピレーションはがっちりと捕まえてみたいものです。

今の時代は、いとも簡単に音楽を聴けるし、
情報はインターネットで瞬時に得られる。
その気になれば情報源はあちこちにちりばめられてあるのですね。
なんて幸せなことなんでしょうね。
それらを上手に取り入れながらも、流されずにどっしりと音楽を作っていく・・・
それが私の理想の形です。

Konstantinとの再会

コンスタンティン・シェルバコフという名前にピアノ好きの方は心当たりがあるかと思います。
そうです、CDを40枚も出している、超絶技巧のピアニスト。
そして2010年のショパンコンクールの優勝者のアヴデーエヴァの先生。

もう20年以上も前のことですが、国際コンクールに行くと必ず彼の姿があり、
どこに行っても優勝をさらってしまうという物凄い才能の持ち主でしたが、
今や世界的なピアニストになり、現在日本公演中です。

昨日はトッパンホールでの公演でしたので、ワクワクしながら彼の演奏を
本当に久し振りに聴きました。
もともと、彼のスタイルはどっしりと誠実に音楽に向き合うタイプですが、それに
沢山のコンサート経験からくる貫禄と勘が本当に素晴らしく、心から感動しました。

終演後、19年ぶりとなる再会で、ドキドキしながら声をかけると
驚かれ、「ニーナ(奥さん)もそこにいるよ!ニーナ!!マリ・テラダだよ!」と大声で
後ろの方に声をかけ、これまた昔と殆ど変らないニーナとの感動の再会!

               After the concert


それを主催のプロアルテの原社長がご覧になっていらして
「そんなに親しい関係だったとは知らなかった。よかったらこれから一緒に食事に行きませんか?」と
お誘いくださり、急遽、原社長のお優しいご好意でご一緒させて頂くことになりました。

                        With Konstantin, Nina, Hara社長&Takaku-san
(真ん中がプロアルテの原社長、左隣は批評家の高久暁先生)

それにしても19年って一体、どのような時間なのでしょう。
ある人達とはそんな時間が経ってしまうと共通の価値観がなくなっていたり、ということも
ある一方、ある人達とはすぐに別れた時からの時間をピックアップして
スタートさせることが出来る。

コンスタンティン達とは幸い後者のほうで、あまりにも普通に昔のような話が出来たのは
なんと嬉しい時間だったことでしょう。
そして大ピアニストとなった今も彼ら二人の地にしっかりと足がついた考え、そして様子は
以前と何も変わらずで、きっとこういう誠実な生き方も彼の運命の味方をしているんだろうなぁと
思いました。

40枚目のCDを出したんだよ、という話でしたが、
とにかく録音の為に急いで曲を勉強して録音し、レパートリーを作っていく、という行為の
繰り返しだそうです。
一つ一つのさりげない話からヒントになることがちりばめられていて、
一流の人達のエネルギーの凄さ、ひた向きさは見習いたいって思いました。

常に勉強、努力・・・当たり前にそれしかないのですよね。

彼も言ってました「練習するだけだよ」って。

Motokoのサロンコンサートのご案内です

ヴァイオリンの所素子さんと年に2度、ご一緒させて頂くようになり、
3年目です。
大曲を年2回、発表するのは大変ですが、とても良いお勉強させて頂いています。

                        motokoのサロンコンサートチラシ
(ん?!ちゃんと編集して縦向きにしたはずなのに何故かまた寝てしまっている!!申し訳ありませんが、
首を横にしてご覧くださいませ)

今回は後半はオール・ブラームス、と中々渋いプログラムですが、
ブラームスの世界は特別なものがあるので、そこにどっぷり浸れるのは嬉しい事です。
以前、別のヴァイオリニストと2番のソナタを演奏したことがあるので
いつかは1番も演奏してみたいなぁ。

今はソロ曲も久し振りに大曲に取り組みたいと考えていますので
あれこれ楽譜を引っ張り出しては、ひっこめる、という作業にも忙しく取りかかっています(笑)
ピアノのレパートリーは膨大なので、本当に今後どの曲と長くお付き合いしていきたいかと
吟味していかないと時間もエネルギーももったいない!ってことになってしまいそうですね。
とはいえ、あれも弾きたい、これも弾きたい、と年と共に欲が深くなりつつあるようです(笑)


GWも練習!

皆さま、この素晴らしい夏日のようなGW,如何楽しまれていますか?

音楽家というのは週末も休日もあまり変わりなく、演奏する、練習する、レッスンする、というのが
日課ですので、私もその3つをこなしながら過ごしています。(笑)
でも、周りが「休日リラックスモード」に入っているのを、移動中の電車の中や
街中で感じるからでしょうか。
私まで、気分はとてものんびりと良い状態です♪

昨日、リハーサルに来た生徒さんやピアノの生徒さん達も「お休みは?」と聞くと
「勉強があります」と答えていたので類友っていうのかしらね (笑)

先日、ヴァイオリンの所素子さんが、昨年のコンサートの時にいらして下さった方が
演奏を聴きながら描いて下さったというスケッチを下さいました。
リストの「リゴレット・パラフレーズ」を演奏しているところだそうです。
このようにさらさらっとスケッチ出来たら沢山の素敵な瞬間を書きとめられることでしょうね!
絵はもっぱら見ること専門の私にはなんとも羨ましい才能です!!
              リストを弾く私


今月末は素子さんとのデュオもあり、今回のメインはブラームスの3番なので
とても気分が盛り上がっています。
それについてはまた追ってご案内致しますね♪
sketch of Mari playing


有意義な休日をお過ごしくださいね☆

                       
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Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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6月24日(土)”ミュージック&ワイン”シリーズコンサート   会場:南麻布セントレホール 時間:15:00開演(14:30開場) 入場料: (ワイン・ドリンク付き)      一般当日:4000円、前売り:3500円、SMSサポート会員 2800円 主催:SMS チケット予約:南麻布セントレホール 03-5791-3070 アクセス:「広尾」駅1番出口より徒歩7分  
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