音楽を奏でるということ

今年は友人達の結婚ラッシュです。
5人の友人達が結婚し、うち結婚式に参列できたのはたった2回(涙)

国内(国外)にいたため参列できなかった事2回。
自分のコンサートと重なってしまったこと1回。
そして今度12月に結婚する6人目のお友達の時はまたまた自分のコンサート日。。。

何が残念ってもちろん彼女たちの幸せな瞬間をその場で見届けられないという思いは
一番ですが、それぞれにピアノ演奏を頼まれていたので
演奏で祝福させてもらえないのが音楽家としてはほんと~に悲しいです!!

音楽って言葉にならない深い感情をも音に乗せて相手に気持ちを伝えることが
出来るから結婚式で「お幸せに・・」という思い、そして彼女と共有してきた時間への
感謝の気持ちなど沢山の気持ちをメロディーに乗せられるって
とっても幸せなこと。
だから「ピアノ演奏してね」と言われるのは音楽家冥利だと思うのです。

音楽をやっていると幸せな時間ばかりではありません。
思うように表現が出来ずに、悶々とする多くの時間。
自分の未熟さゆえに気持ちばかりが空回りしてしまい、技術が追いついてこない時の
悔しさ。
そういった時間がどれだけあることでしょう。
でも、だからこそ、私の演奏を聴きたいって言ってくれた人達には
音楽で精一杯の気持ちを届けたいのです。
そしてそれが伝えられた時に得られる幸福感を知ってしまえば
もう永遠に音楽と共に生きていくしかなくなってしまうのです。
だから今日もピアノと向き合って”私の音楽”を探しに行くのです。

                          音楽家
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優雅であるということ。


夏前からレッスンに通ってきているアメリカ人の男の子、兄弟二人。
お母さんが二人を連れてくるのだけれども5人の小さな子供を抱えていながら
きれいにお化粧し、静かな落ち着いた声で話し、その姿はいつもなんとも優雅。

毎日の子供達の面倒だけでも大変かと思うのに
教会のお仕事も引き受けて、エレガントな雰囲気を醸し出しているその姿に
とても共感を覚えるのです。

忙しいからと言い、ガサガサ、ドタバタしてしまうのはありがちなことだけど
他人から見たら決して美しい姿ではありませんものね。

演奏の時も内面はどうあれ、いつも落ち着いた心でしっかりとその一瞬一瞬に集中しよう、と
そのお母さんをみて思います。
「その優雅さの秘訣は?」と聞いてみたら
「時間管理よ」と教えてくれました。

確かに多くの事を一日でやっている人たちは皆時間管理の達人ですね。
私も自分の生活を見直そう。

私の原点なる学校

子供の頃から父の転勤のため、国が変わり、転校経験も少なくない子供時代の私に取り、
まだ自己が確立していない心は揺れ動きやすいもの。

そんな中、中学時代は横浜にある捜真女学校という学校に通いました。
ドイツに高1で行ってしまうまでお世話になっていましたが、この学校で得た
一番大きなものはキリスト教との出会いでした。
未だにキリスト教を信じていると言いながらも洗礼も受けていなく、教会に足を
運ぶことのない私ですが、毎朝の礼拝の中で教えられた数々の素晴らしい教え。
先生方の愛情溢れるお言葉、励まし、など優しい心を育てるには
理想的な環境での学校教育を受けることが出来たのは
現在でも私のバックボーンとなっています。

今日は何十年ぶりかで当時私の最後の担任であり、現在は理事長になられた先生に
お会いしに学校を訪ねました。

昔とまったくお変わりない柔らかな笑顔で迎えてくださった先生。
久し振りに浸る小さなミッションスクールの温かさ一杯の雰囲気の中、心がなんとも
和み、癒された時間を過ごしてきました。

社会に出ると必ずしも自分と同じ価値観を共有する人とばかりの出会いではないですし、
時には意地の悪い言葉や態度に出会うこともあります。
幸い普段はめったにそのようなことはないのですが、数日前にそのような想いをしていただけに
今日の先生との時間で張りつめていた心にようやくまた光りが入れられたような想いでした。
大人になってもこうして迎えて下さる場所があるというのはなんて有難いことでしょう。

先生との諸々の会話の中でどんどん心が楽になり、元気になっていくのを感じ、
自分の原点を見つめ直そうと想いながら帰路につきました。






タイ(バンコク)でのコンサート&公開レッスン告知

今日は二度目の投稿です(初めて!)

さて、先日ちょっとお知らせしましたが、チラシが出来ましたので改めてご案内させていただきます。

10月19日(日) 19:30からタイ(バンコク)でのリサイタル
            &
10月18日(土)~20日(月)まで公開レッスン(www.ikacademy.net をご覧ください!)

                       Thailand concert flyer


タイに行くのは初めてのこと。
ベトナムにはご存知のようによく行くのですが、何故か今までベトナムもタイも似通った国なんだと
ばかり思い込んでいましたが、大都市なので文化的にも色々とアクティブだそうです。

国によって好まれる曲の傾向があったりするので主催者の方にプログラムの件で相談したら
「大丈夫、君の心配は分かってるけどものすごい現代曲以外は!もしも現代曲を入れるならば
その時だけ少し解説つけてね」との返事がきました。
日本国内だってそういうわけにはいかない事があるのに、と内心舌を巻きましたよ!
ーーということになると公開レッスンではどのような生徒さん達との出会いがあるのかも
うんと楽しみです。
積極的にレッスンを受講する生徒さん達が多いというのもタイの音楽事情が
垣間見られるようですね!
私も学生さん達の実践的な役に立つアドバイスを心がけようと思います。

コンサート会場というのはどこに行っても新しい出会いの場でもあります。
今度の出会いもまだちょっと先の事とはいえ、とても楽しみです。

丁度その頃、バンコク旅行にいらっしゃる方、またはお住まいの方がいらっしゃいましたら
是非応援にいらして下さいね♡

チャリティーコンサート、終わりました☆


3年目となった北条市竜巻被害支援チャリティーコンサート、終了しました!

今年は小さなお子さんの姿が多く見受けられましたが、こうしてお子さん方がコンサート会場に
足を運んでくれて、生の音楽を聴いてくれるというのはとても嬉しい事です。
その時は何か分からなくても生の音、舞台の臨場感というのを少しでも肌で感じてくれると
音楽体験としてはCDで聞くのとは違う世界があります。
いま思うと私も子供の頃は有名な演奏家のコンサートに行っても良さがそれほど理解出来ていたとは思えないのですが、
その積み重ねで分かってくることがあったなぁ・・・。

そしてどの演奏会でもあることですが、今回もまた新しい嬉しい出会いがありました。
そしていつも応援してくれている友人達も江の島からはるばる小旅行気分で来てくれたり。
こういう方がたに支えられての演奏活動が出来るって幸せなことです。

マカロンズの容子さんが写真を送ってくださいました。
修治さんとの3ショットがないのが残念ですが。。。
3人で写っているのは司会・進行を担当して下さった月邑彩さんです。

                終演後容子さん&彩さん

国連支援交流協会 北関東支部の皆様のいつもの素晴らしいサポートぶりにも有難うございました!


秋に想う。


この頃、音楽のスタイルを弾き分けるということについて考えます。

何も最近ようやく気付いたことではなく、学生の頃から当時の教授からこのことを意識して
作曲家のスタイル、あるいは声、なるものを弾き分けるようにと指導されていたのですが、
ふと、私の音楽表現はあまりにも掘り下げ方が足りないのではないだろうかと
具体的に思い当たることがあったのです。

意識してやっている「つもり」と実際に音楽として表れたときの説得力のバランスが
あまり良くなかったと、今頃になり、気付くというのはなんとも私らしいというかなんというか。。。-_-;)

Better late than neverとはいうものの遅い、遅すぎる!!

話変わり、先日タイに住む中国人の方からある相談事を持ち込まれ
知り合いのアメリカ人に聞くのがベストだろうと思い、昨日彼に話を持っていったら
なんとその中国人の彼女とアメリカ人の彼とは知り合いだったことが判明!@@)
What a small world !!

良いスピーカーで音楽を聴くと・・・

週末、膨大なCDコレクションを持ち、特注のスピーカーを持っていらっしゃるIさんの
お宅へ音楽を聴かせて頂きに行ってきました。

実は今回で2度目なのですが、
一度目は未知の曲との出会いの方に夢中になっていた記憶があります。

今回のテーマはRusse(ロシア物)だったのですが、
途中からいつしかフランス物へと移行してしまいました。
なんだかんだ言って、フランス物だとホッとできる家に戻って来た感があるようです。^^)

でも今回一番心にずっしりと来たのはCurzon弾くモーツァルトのピアノコンチェルトと
Serkinのベートーベンのコンチェルト1番。
奇をてらったこと一切なしなのにハッとしてしまうあまりにも繊細で美しい表現が
ところどころ顔を覗かせ、その度に感動の度が増していく・・・。
あまりに感動していたらIさんがもう一枚持っているから、と
Curzonの同じCDをプレゼントして下さいました。

夜、家でウキウキしながらCDをかけたらなんとなんと
おなじCDかと疑ってしまうほど平坦な(Curzonさん、大変失礼いたします!)音楽が
流れてきました。
ここでようやく私の安スピーカーとIさんのスピーカーとの差がいかに大きいかということが
立証されたのです。@@)
聞こえてくる音楽にこれほどまでの差があるのかと愕然としましたね。
ーーということは私が今迄家で音楽を聴いていたのは本来の演奏の何分の一くらいしか
良さが伝わっていないのでは・・・!?
思いがけない勉強が出来ました。

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Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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6月24日(土)”ミュージック&ワイン”シリーズコンサート   会場:南麻布セントレホール 時間:15:00開演(14:30開場) 入場料: (ワイン・ドリンク付き)      一般当日:4000円、前売り:3500円、SMSサポート会員 2800円 主催:SMS チケット予約:南麻布セントレホール 03-5791-3070 アクセス:「広尾」駅1番出口より徒歩7分  
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