朝日カルチャーセンターでの講義で思ったこと
7月は朝日カルチャーセンターでの「夢見るシューマン」の講義のための勉強&練習で
あっという間に密の濃い一か月が過ぎようとしています。
今までも演奏会でのトークというのはありましたが、あくまでも演奏主体で作品を少しでも
分かりやすく、楽しく聞いていただくためのワンポイント曲目解説であったり、
作曲家のちょっとしたエピソードを披露したり・・・というもの。
今日はその逆パターンの「講義がメインで演奏はあくまでもその補足スタイル」でしたので
まずは講義内容をどのように持っていこうか、
何を中心に話そうかなど考えるだけで何日も無駄に過ぎて行き、それから資料探しをし、
内容を練ったり、削ったりの繰り返しの日々でした。
そうなると殆どの時間がデスクワークに費やされるので
肝心のピアノの練習時間確保をするのが難しくなり、内面本当に大変でした!
でも今回本当に勉強になりました!
知っていることをいかに上手に伝えるか、というのがどんなに難しい事か!!
試行錯誤であれこれ話し方をも考えましたが、
やっぱり反省点が多くって・・・

講義の合間合間に演奏を入れましたが、この時間は本当に楽に感じられたほどでした!(笑)
でも朝早くから弟にもアシスタントとしてサポートしてもらい、
(thank you, Yuichi !!) 友人たちは大きく頷きながら一生懸命に聞いてくれ、
なんとか無事に終えることが出来ました

いらして下さった皆様、有難うございました!!

終演後、色々な方からお声をかけて頂き、
そのうちのお一人からはこのようなご著書をプレゼントしていただきました。

熊谷雄三様の「音楽の子ども」というご本で、本の帯には「音楽と詩の核にある”子ども”への問い」とあります。そして音楽の中に子供を発見した人、シューマンという一章もあり、なんだか
まさに今日お伝えしたかったことではないですか!
ゆっくり拝読させていただくのが楽しみです・・・・♪
このような素敵な出会いがあるとものすごく広がり感を感じてワクワクします

もっともっと勉強してこのような形での”演奏”もまた機会があったらやっていきたいですし、
まだまだ音楽の可能性ってある!って確信したワタクシでした

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