中学生生徒さん達の弾きあい会


今日は中学生の生徒さん3人の弾きあい会でした。

中学生と言うと思春期というデリケートなお年ごろ。
だからか、この3名、レッスンでもプライベートなお話がいつも一杯あるのです。
そこでこの3名をピアノを通して仲良く交流するのもいいのではないかと思い立ち、
今日は「弾きあい会」と言う名目の懇親会。

それぞれが演奏した後で、一人ずつ演奏者の良かった点を一つ言う事にしました。
いつもは私の感想しか聞いたことがなくても
こうして同世代のお友達の感想を聞くというのも自信になることでしょう。

案の定、初めは緊張していた彼らも皆からの優しい一言感想を聞いたことで
すっかり開放気分になったのか、打ち解けてその後のお茶会ではお互いに言いたい放題で
予定時間を30分もオーバーして盛り上がりました!

こういう会をこれからもたまに開くと、皆もっと積極的に習った曲の披露も出来るし、いいわね!
今度は連弾とか、他の子達も少し加えてみようかしら。

今日は楽しい会でしたが、明日はいよいよPIAピアノコンクールの本選に
生徒さん達2名が出場します。
今頃、必死にさらっているかな。

どうか自分の精一杯の音楽を奏でられますように☆
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先週、ヴァイオリンの生徒の音大入試に付き添い浜松へ


もう先週のことです。

ヴァイオリンの生徒でよく試験伴奏やコンサートでの伴奏を頼まれるMちゃんが
アメリカの音大入試を受けるというので喜んで伴奏を引き受けました。

本当はアメリカに行きたかったのですが(笑)、
アジアのあちこちでも試験管がアメリカから来て、入試を受験できるのですね!
日本での会場は何故か浜松。

でもちょっとした”旅”でも違う土地へ行くのが大好きな私!

Mちゃんと新幹線での1時間ちょっとは面接の練習を。
しっかりと色々な事を考えていて、18歳だった自分とはなんて大違いなんでしょう!
ちょっとしたアピールする点の強調の仕方だとか、
表現する方法を教えたら、3度目は本当に素晴らしい受け答えが出来るようになっていて、
これならばどんな説明がこようとももう大丈夫!

ホテルはご覧のとおり、ピンクが基調のスイートルーム。

                             浜松ホテル

私はすっかり気分良く寛いでしまったけれども、
Mちゃんはちゃんとヴァイオリンを取り出し、練習開始です♪
Marin practicing at the hotel

自分の曲が終わると、初見練習や即興練習も。

私はピアノがないので、読書したりしながら彼女の演奏を聴いていましたが、
生の音を聴きながら寛ぐのって本当になんて気持ちがいいのでしょう!!
思わず、”あぁ、自分にこういう娘がいて毎日練習しているのを聴いていたら幸せだったかもなぁ”と
幸せな妄想をしてしまいました^^)

ふたりで今迄もリハーサルの合間にちょこちょこおしゃべりすることはあったけれども
やっぱり一緒に旅をすると相手のことがよく見えるし、まとまった時間の中で
沢山おしゃべりもすることで親密度が増しますね❤
翌日に試験を控えていた彼女を少しはリラックスさせられたかなぁ。

さて、翌日はお昼過ぎに試験、ということで、
午前中は合わせを30分間しました。
今迄も何度も一緒に舞台にたっているけど今回が一番落ち着いて良い感じ★

試験も途中まで私も聞けましたが、即興演奏があんなに上手だとは知らなかったので
びっくり!
後でどうやって覚えたの?!と聞いたら
学校のネットに即興演奏するときの伴奏があったからそれを聞きながら
何度も繰り返し練習して、コツをつかんだとの答えにまたまたびっくり。

面接はどうだった?と訪ねると、多分上手く答えられたと思う。と。

結果発表は来月末になるようだけど、手ごたえとしては良かったように思うので
彼女の第一志望というあの学校にどうぞ合格出来ますように!!



PIA Japan検定試験を審査して


おととい、PIA Japanの検定試験の審査がありました。

今回は一人生徒を出場させました。
昨年9月から入った中1の男の子は毎回、それはそれは真剣な面持ちでレッスンに来ては、
毎回ぐったりして帰って行きます。

初めは”この調子がずっと続くといいけど”と心配して見守っていましたが、
中々根性ある男の子で、今回の試験もよくぞここまで!と思うほど頑張ってくれました。

結果は努力賞を持っての合格!!

先月のTrinity Grade Exam (イギリスの検定試験です) でも生徒全員が何かしらの賞を頂いての合格でしたので、
これで今年は全員、嬉しく一幕閉じることが出来ました

でも、芸術と言う分野はどんなに立派な演奏をしても審査する側の考えや好みとあわなかったら
良い点数を取れない、と言う事はコンクールでもコンサートでもあること。
ですので、必ずしも点数ありきだとは考えていません。

でも若い生徒たちが頑張っているという事をこのような形で認めて頂けるというのは
彼らがこれからも音楽と向き合っていくうえでも大きな励みになってほしいということ。
そして、現在の自分の立ち位置をしっかりと見つめたうえで次のステップへ向けて欲しいと思う事。
このような思いから、検定でもコンクールでもいい成績を頂けるのは
私としても大きな喜びなのです。

次は皆にどんな試練を与えようかな??ふふふ♪

Trinity Exam results


毎年この時期になりますと、イギリスの音楽検定試験、Trinity Grade Examinationが行われますので
生徒達のレッスンや、他の楽器の上級レベルの生徒たちの伴奏のリハーサルで
あっという間に5月は過ぎて行きます。

毎年、ピアノの生徒たちはいい成績を修めて合格してくれますが、
今年も全員が合格者の中でもある一定点以上の人が頂ける、Merit(優秀)、そして
それよりも更に上の成績、Distinction (栄誉)という賞を持って合格しました!

1年間の勉強の成果をここで発揮できるかというところですので
こちらも力が入りますが、
生徒たちも皆、それぞれに学校の勉強や他のactivityがある中、頑張っているのを知っているだけに
こうして認めて頂けると、また次のステップへのモチベーションと繋がりますので
とても嬉しい事です!

来月はまた別の検定試験があり、(今度は国内の)それに向けて頑張っている生徒さんもいますので
まだまだ気は抜けませんが、
何か目標を持って一つの事に取り組むというのは大切なことですね。

こうして次々に嬉しい結果報告が入ると、よし!では次の目標は・・・とすぐに
張り切ってしまう単純先生の私です♪ 

色々な個性。

レッスンでは色々な個性を持った生徒さんが一杯。
一回目のレッスンからピアノとの相性の良さを見せて、ぐんぐん伸びていく子、
不器用さんなんだけどピアノが好きで一生懸命に頑張る子、
才能はあるのに、集中力が続かなくて、ちょっと上手く弾けない個所にぶつかると
それまで出来ていた事さえもできなくなってしまう子、
そして中にはスタートから中々うまく進まなくて苦戦しているんだけど
一歩前進しては3歩後退しながらもあきらめない子。

それぞれのメンタル・アティテュードから私自身、学ぶことが沢山あります。

不器用さんにはメカニック面での障害を一緒に考えて、それを取り除いてあげることで
音楽的にはやりたいことが見えてくるようです。

集中力が途切れてしまう子には、途切れてしまう前に難しい課題を与え、それをクリア出来たときの
喜びや達成感を体感として脳に刻みこませることで、少しずつ集中力を繋げる時間を延ばすように
してみたり。

でも一番大変であり、チャレンジングなのは1歩前進しては3歩後退しながら、学んで行く場合です。
生徒も一生懸命なのにどうしても理解出来ないことがあるため、一つ学んで分かった!と
喜ぶのもつかの間。
よかったわね、じゃあ次の事を学びましょう!となると覚えたはずの事を今度は忘れてしまっている・・・。
こういう時は私も本当に試行錯誤なので、どこに原因があり、どうしていいのかひたすら悶々と
考えてしまうのです。
でも、もっと辛いであろう生徒が必死についてきてくれるのを見ると、
ここで私が困っている姿を見せてはいけない、と二人三脚気分になり、
お互いがお互いを励まし合って前を向いて頑張るのみです。

今日はそんな生徒のレッスンでしたが、ここ3か月間、同じ事を繰り返していて、
どうしたらいいのかしら、楽譜を変えてみようかなと考えていましたが、
音譜をお絵かきのように書くレッスンに切り替えてみたところ、
楽しそうにオタマジャクシを書き出して、そこからとんとん拍子に
今迄苦手だった他のことまで出来るようになりました!

どこかに彼の中では苦手意識があったために、一つの石に躓くことによって、
他の石も巨大な化け物と心の中では化してしまっていたのでしょうか。

十人十色。
私も柔軟にアプローチを変えられるように沢山の引き出しを持ち、
沢山の個性を持つ生徒達、それぞれの良さを引き出してあげられるように
しなくては!

レッスンをすることで、人間修養もさせてもらっているのです!


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Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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Klavierkonzert Mari Terada November 4(Sat) & 10 (Fri) @ Rehbock Piano Duesseldorf, Germany  
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