練習&リハのGW


お天気に恵まれたGWでしたが、皆さま如何過ごされましたか?

私はとにかくレッスン、練習三昧、そしてリハーサル続きのGWでした。
今年は例年に増してやることが多くて嬉しいことですが、身体がついていくのに大変です!
でも集中してピアノに向かっていると神経が研ぎ澄まされてくるものです。

先程はヴァイオリンの所素子さんとのリハもありましたが、
彼女も同様な生活をしていたそうで、「結局家に籠って音楽出来るのが一番嬉しいわよね!」と言うことになりました(笑)
音楽家に取り、幸せな時間は音楽との時間、自分の楽器との時間❤

例年ですとGW中はドイツですので、ちょっと調子が狂いますが、
友人がまた今年も秋にコンサートをするようにと言ってくれ、また素晴らしい提案もしてくれたので
どうにかして行けるようにしたい!と
おとといは夜中中ず~~~~っと手帳とにらめっこしながら
どのタイミングでだったら行けるのだろうと悶々と考えていました^^)

どうも行動が遅い私ですので少しそれは改善しないとどこにも行けなくなってしまいそう!

さて、練習、練習!


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楽譜のプレゼント❤


先週、友人がミュンヘンからのお土産と言って、嬉しいプレゼントを届けてくれました!

バッハの「ゴルトベルク変奏曲」です!

                Bach Noten

ん?よくみると2冊とも同じ楽譜なのでは?!
気付いて頂けましたか?
実は全くその通りなのです!

「2冊も同じものなんて必要あるの?」といぶかる方もいらっしゃるかもしれませんね。

同じ曲=同じ音符が並んでいるのは当然の事です。
でも校訂者によってちょっとしたフレージングや指使い、または単に譜面づらの違いということなども
あり、そんな一見”大したことない”ことから演奏上の大きなヒントをもらったり、
インスピレーションを与えられたり、なのです。

楽譜1冊でも版によってはとてもお高いですので、
いくら勉強のために必要とはいえ、そうそう同じ楽譜の違う版を何冊も揃える、と言うぜいたくは出来ません。
とはいえ、ベートーベンのソナタ集は定番のヘンレ版(この写真の左側のダークグレーの楽譜の会社です)と
子供の頃買った全音版(手が小さな日本人には意外にヒントになる指使いがあったりするのです!)、
それからこれまたドイツのペータース版と3種類あります。
本当はこれにピアニストのクラウディオ・アラウが編集した別のペータース版か
ピアニストのシュナーベル編集の楽譜かどちらかも欲しいのですが、
あまりにも高いので躊躇中

ショパンの楽譜はそれぞれの曲に対して最低3,4つの違う版。
多いものは5,6種類ものがあり、本当に楽譜貧乏になります・・・

でも、楽譜の比較検討する時間って本当に作曲家とその作品について夢中になって考えられる
とても貴重で幸せな時間でもあるのです❤

ですので、今回プレゼントされた”ウイーン原典版”の楽譜がどんなに嬉しかったことか
想像して頂けますか?

このところ、毎朝、バッハの音楽をかけて気持ちを目覚めさせているのです。
夜中の練習が終わった後は、ポツリポツリとこの曲の練習をも始めていますが、
さて、いつ皆様にご披露できる日が来ることでしょうか!

マンガでクララ・シューマン!


追伸ですが、
PIA Japanの審査で毎回ご一緒させて頂いているピアニストの川嶋ひろこ先生が監修を担当された
児童学習漫画「クララ・シューマン」が集英社から発売中です♪

               マンガでクララ・シューマン

シューマンの奥さんであったクララ・シューマンについてはあまり知られていないかもしれませんが、
19世紀当時は女性でありながら演奏家として、作曲家として、そしてシューマンの妻としてなど
今で言うキャリアウーマンを最先端をいっていた女性でした。
川嶋ひろこ先生はクララ・シューマンの研究者でもいらっしゃいますので
きっと興味深い事を沢山学べると思いますよ!

是非お手に取ってご覧くださいませ~~☆

グリーグのヴァイオリンソナタを聴きながら。


心震える曲っていくつもありますよね。

今度新たにグリーグのヴァイオリンソナタの3番を演奏することになり、
音出しをしていたら、ヴァイオリンのすすり泣くような音色にピアノがぴたりと合わせる・・・。
いかにも北欧の作曲家らしい透明感ある音楽に
つられて泣きそうになってしまいました。

昔からシベリウスのヴァイオリン協奏曲の出だしを聴くたび、いきなり
行ったことのない北欧の景色の中にワープしてしまいます。
清涼な空気を肌に感じながら、一人湖にたたずみ、孤独をかみしめる・・そう言ったイメージが
広がるのです。

グリーグのこの曲の場合は、湖にたたずみながら何か心の中の強い葛藤と戦っている、そんな心情でしょうか。
でも2楽章では放蕩息子の帰還を優しく迎える母親のようなピアノで始まる長いイントロがあり、
そして3楽章ではまた何か雲行きが怪しくなり・・。
かなりドラマがありそうな曲です。

                      Grieg Violin sonata


またきちんと練習して弾きこんでいくと多少印象も変わるかととは思いますが。

最近「師匠」と私が呼んでいる方が私の先週のコンサートを聴いて
これからラフマニノフとグリーグなんかもあっているからやってみたら、と提案されたばかりでした!
新しい世界をもっと追求してみたい!!

そして優勝は・・・

ソン・ジン・チョさん!!
おめでとうございます!!

昨日は4時間くらいしか眠れなかったけど、
起きてまずしたのはパソコンを立ち上げてコンクールの結果発表を見ることでした!

2位のアムランさんもものすごい安定力ある、どっしりとした深い音楽作りが印象的でした。
唯一、コンチェルトの2番を選らんだのですが、とても繊細で美しい表現が光っていました。
これから時間があるときに、少しずつ他のコンテスタント達の演奏もしっかり聴きたいです。

入賞者も惜しくも賞を逃した人たちもあんなプレッシャーの中で連日演奏を磨き上げてきたのですから
きっとこれから、皆それぞれに素晴らしい活躍が始まることでしょう。
日本にもすぐに招聘されるでしょうから、実際の演奏に接する日が待ち遠しいです。

さぁて、私も刺激をうんと受けたところで、練習して自分の音楽を磨きをかけなくちゃ♪
sidetitleプロフィールsidetitle

Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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