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アメニモマケズ


この一ヶ月はコロナウイルスが世界中のあちこちで慢性していて、
日本でも日に日に感染者数が増えているという現状。

こんなことになってみて感じるのは世界が狭くなっているということです。
昔は違う大陸での’事件’はどこか遠くで起こっている出来事として眺めていた感があったものですが、
今や飛行機でひとっ飛びすれば、1日で世界中のどこにでも簡単に行けてしまう時代。
なので遠くの大陸で発生したウイルスだって簡単に持ち運べてしまうのですよね。

ひやぁーー、恐ろしい!!
と思うと同時に、だからこそこの時代には違う文化や宗教を持つ人たちにもお互いに寛容で
あるべきなのではないかという思い。

中国でもそうでしょうが、日本でも今月になり、あちこちのイベントのキャンセルが相次いでいます。
コンサート、スポーツ大会、講演会など。。。
場合が場合ですので致し方ないのですが、一つのイベントを企画してから運営する側の
苦労を思うと、とても他人事ではありません。

現時点では幸い、3月21日に倉敷での私のリサイタルは開催される予定通りとのお返事を
いただいておりますが、皆様、どうぞ喉のうがい、石けんでの手洗いなどして、十分に
気をつけていらしていただけるようでしたら幸いです。
私も、当然それまでに十分に注意して過ごし、ピアノと向き合うつもりです。

とにかく一刻も早く誰かがウイルスの特効薬を開発してくれないものかと願っています。
そして1日も早くまた世界中のみんなが安心できるようになりますように!

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パッチワーク・キルト展を見て考えたこと


もうあれからだいぶ時が過ぎてしまいましたが、
おかげさまで今回も母のパッチワーク・キルト展、無事終了しました。

今までは最終日に片付けのお手伝いなども兼ねて1日行っていましたが、
今回は友人たちも何人も来てくれるとの連絡が事前にありましたので
3日間、行きました。

お当番の生徒さん方とご一緒に受付でお手伝いなどしながら3日間も
長時間いますと色々と今まで見えなかったこと、考えなかったことも何かと気づきがあります。

毎回、展示会に出品している作品の内容がレベルアップしているのはもちろんのことですが、
今回はそれでも生徒さん達も本当に力作になってきていて、
母と共にほとんどの方が35年以上もの年月を一緒にしてくださり、
本当に素晴らしい生徒さん方に恵まれているなあと言うことが一つ。

そしてもう一つは母の作品の変化について。
今回はかなり無理をしながら頑張って大きなタペストリーを3作も出品し、
そのほかにも小物を製作、指導としてきて本当に年齢的にもどんなにかきつかったかは
そばでみていてハラハラしていましたが、
情熱と愛情を込めて作り上げた作品を数年前のものと比較してみていましたら
未だに進化し続けていることに心の底から尊敬しました。

苦しいから楽してしまうのではなく、身体がきつくても、いい作品をつくるためには
寝る時間をも惜しんで、アイディアが湧く限り更に手を加えていく・・・
これは音楽でも上達するには絶対に不可欠な要素です。

それまでは「すごいなぁ!」と単純に思って眺めていましたが、
今回は母の作品が多かったこともあり、今までの作品からの進化具合を具体的によく知ることができたのは
娘としてはとても誇らしいことでした。

私は母のようなエネルギーがないのを言い訳に、すぐに疲れた、とエネルギー切れしてしまうのですが、
そんなことではその程度のことしかできないのだなぁと今更ながら気付かされました。

そして母の数々の作品を見渡しながら、いつか近い将来、母のパッチワークと音楽との
コラボもしてみたい!とアイディアまで浮かんでしまいました❤️
もっとも、母の反応は「あぁ、そうねぇ」となんだかすでに新しい作品製作のことで
あたまがいっぱいな様子。^^;)

ピアノの部屋に母の初期の頃の作品を貰い受けました。
黒いピアノとの色合いがうつくしく、なんだか部屋も温かみが増したかのよう!

母をいつの日か越えられるように努力しなくては!

Happy New Year 2020 !


あけましておめでとうございます!

2019年は本当に充実した良い年となりました。
さて、2020年はどのような年になるのでしょうか!?

色々な抱負をもっていますが、今年は海外二出る回数を多くできたらうれしいなぁ、と
考えています。
そして願わくば、海外での演奏会を一つでも増やしていけたら良いなぁと。

そして今年はスペイン語を少しかじってみたいなぁと思っています。
2、3年前に初めてスペインものを舞台にだしてから
まだまだ入り口にたったばかりとはいえ、本能的に自分に合っていると感じるので
スペインものの勉強と同時に少し語学の方も勉強してみることで更に理解できることが
あるのではないかと思うからです。

昨年は新しいレパートリーを沢山取り入れることができて、大変だったけれども
それらをもっと練りこんで今後も演奏できるものを作れたのは収穫でした。

今年はその中で数曲、更に深めていきたいものもあります。
それらの曲と更なる新しいレパートリーの開拓を頑張っていきたいです。

それにしてもあっという間に今年も6日目です。
(でもそれもあと数時間のこと)
毎日、あっという間に時間が過ぎていくので昨年はひたすらおののいていましたが、
今年はもう少し時間管理を上手にしていけるよう学びたいです。
とにかくぼーっとする癖を少し減らすようにしないと!

ーーということで、少し遅い新年のご挨拶となりましたが、
皆様にとりましても今年が素晴らしい一年となりますようお祈りいたします!

またよろしければ是非今年も私と共に音楽の世界をご一緒していただけましたら
嬉しいです⭐️
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

寺田まり

フォスターの「夢見る人」と父


先日、来週演奏するフォスターの「夢見る人」を弾き、急いで仕事へと出かけようとしていたところ
父が玄関先に出てきて「さっき弾いていたのはフォスターでしょう。あの曲とか賛美歌とか亡くなった
親父がよく歌っていたんだよ。もっと親父と色々話しておけばよかったなあ。。。」と言ったかと思ったら
いきなり泣き出してしまった。

あるメロディーや音楽が過去の記憶と結びついていることは多々ある。
美しい思い出であったりもするが、時にはそれが呼び起こす切ない感情も。

亡き祖父はまるでアメリカ転勤から父が戻ってくるのを待っていたかのように亡くなった。
当時は今のように転勤者がしょっちゅう出張で帰国することが簡単にできない時代。
だからこれから父親ともゆっくり語り合える日を、と楽しみにしていたであろう父はどんなにか
寂しかったことであろう。

賛美歌をよく歌っていたということは聴いてはいたが、フォスターなども、とは知らなかった。
父がそういう懐かしのメロディーを口ずさんでいた理由がわかり、切なくなった。

フォスターをクラシックピアニストが普通コンサートプログラムに入れることはめったにないことだと思うが、
今回はテーマが「アメリカ音楽」であるため、たまたま選んだ曲だったのが
なんだか私に取っても大切な一曲になりそうだと思った。

不思議と私に取ってもフォスターの曲はアメリカに住んでいた子供時代を思い出させるのである。
メロディーに郷愁を誘う魔力があるのか。
それとも遠い遠い昔の記憶なのであろうか・・・



ちょっと脱線


さて、連日過去の出来事を慌てて綴っておりますが、
今日はちょっと脱線しまして、現在のことについて・・・。

明後日はショパンの命日で、この日にショパン関連のコンサートで
30分間演奏させていただくのですが、
ドイツで今回新しい素晴らしい楽器で毎日何時間も練習、そして二回本番を通じて
いろいろな事を試してみたところ、
日本に帰ってきてもその感覚を覚えていますので、ショパンの曲もなんだか新しいアイディアや
このように演奏したらより美しく表現できるのではないかという風にかんじられて
練習が本当に楽しいのです!

帰ってきた初日に練習し終えた後、父が「なんだか今までと弾き方変えたでしょ?いい感じだね」と
言ってくれたのはものすごーく嬉しかったのです❤️

実は現在新しい楽器を探しているのですが、なかなか出会えなくているのですが、
早くパートナーになってくれる楽器に出会えるといいなぁ。

ちなみに、私の昔ドイツで使用していた大切な楽器は友人ピアニストが引き取ってくれ、
今でも大切にしてくれていると先日聞いたばかり。
今度会いにいこうかな。

sidetitleプロフィールsidetitle

Mari

Author:Mari
7歳よりアメリカ、高校よりドイツに住み、エッセン国立音楽大学、同大学院、エコール・ノルマル音楽院研究科を経て、キジアーナ音楽院にて名誉ディプロマ受賞。ルーセル国際コンクール最優秀ドビュッシー賞、ローマ国際コンクールフランク賞ほか、SYMFコンクール、南カリフォルニア・バッハコンクール、レコーディング・コンペティション等で上位入賞。’97年、日本デビュー・リサイタル開催(カザルスホール)、NHK-FMリサイタル出演。’98年、「音楽の友」2月号「日本人演奏家ジャンル別話題のコンサート‘97」に選出。CD「シューマン」。「ドビュッシーピアノ作品集」が「レコード芸術」、「ショパン」誌で特選盤に選出。

詳しいプロフィールはこちらhttp://mariterada.com

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寺田まり 復興支援チャリティーコンサート@倉敷 2020年3月21日(土) 会場:倉敷公民館 時間:開演17:00(開場16:30) 主な演奏曲目:ファリャ「火祭りの踊り」、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」、グラナドス「スペイン舞曲」より。その他 前売り:大人3000円、学生1000円 お問い合わせ:寺田まりコンサート事務局 090−7995−3647(永田) 茨城 土浦市  
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